Melogress Official Website Uriah Heep Vol.7 「WONDERWORLD」 by Ryu

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    Uriah Heep Vol.7 「WONDERWORLD」 by Ryu

    邦題は「夢幻劇」。さすがに最近はあまり聞いていませんでした(笑)
    それでももちろん、初期ヒープのアルバムにはずれはありません。
    2~3分代の短めのコンパクトな曲が目立って収録されています。

    メンバーは前作から代わっていません。
    ジャケはそのメンバーたちが、石像に扮するというユニークなタッチのものです。

    1曲目のタイトルトラックは、少し不思議な雰囲気の楽曲です。ギターやオルガンといった音色でゴリ押しするでもなく、ドラムスやベースのせわしないビートで押すわけでもなく、ムーグなどのアナログシンセの太い音を主メロに用い、インパクトのあるフレージングが中心を据えています。この手法、例えばうちのバンドの Touch me now という楽曲でも採用しています(Itaru はこの曲を知らないのでパクりではないです、悪しからず・・笑)。イントロが終わると一転して静かになるあたりは、楽曲を引き立てるアレンジとしては常套手段ですが、ヒープがやると、さすが、という感じに聞こえます(非常に様になっているので)。サビでは例によって、分厚い層の美しいコーラスが聞けます。オルガンも白玉系(注:音を長く伸ばす演奏)、コーラスも白玉系と、音に厚みがあります。これがコーラスもやらないギター1本だけのバンドだったら、こんなアレンジになりっこありません。
    2曲目の Suicidal man は、メンバーみなで書いた曲です。このアルバムは珍しくそういう楽曲が4曲も収録されています。ヘンズレイ一人で書いている曲が占めているアルバムが多い中、この点はこのアルバムならではの要素ではないでしょうか。この曲はミディアムテンポの16ビートの曲で、ゲイリー・セインのラインが目立って聞こえます。彼のお得意の楽曲といった印象を受けます。リーはスネア4分打ちのプレイを基調として、随所のフィルでは16分を中心としてプレイをしています。いつも思うのですが、リー・カースレイクは、かなりいいドラマーだと思います。ヒープの楽曲群を、いつもいいアイディアで具現化するリズムを繰り出してくるからです。
    3曲目の The shadow and the wind は、明るくて力強いナンバーなのですが、最初はなかなか始まらないし、フェードイン的に各楽器が加わってゆく形なので、少々じれったい感じもします。シャッフルでメジャーキーということで、前作の Seven stars にも通じるところがある作風です。もちろんコーラスも美しい。
    4曲目の So tired は、けっこうなアップテンポのエイトビート、歪んだオルガン・ギターと、典型的なアプローチの楽曲です。しかも中間部では、ドラムがオンビートの中、各楽器のプレイが順にフューチャされるという、ヒープにしては珍しいアレンジになっています。ライブでメンバー紹介に用いるなどして、盛り上がりそうな感じといったところでしょうか。
    5曲目の The easy Road は、前々作の Rain のようなやさしいバラードです。最初はピアノのみのバッキングで、後半になるにしたがい、ほかのストリングスやホーン、アコギなどの音が加わります。その部分は非常に短いですが、オーケストレーション的な要素があります。これはなかなかいい楽曲です。
    6曲目の Something or nothing は、アップテンポのシャッフル、元気のいいビートの楽曲です。Easy livin' のメジャーキー版(?)といった感じです。短いギターソロがあるのは異なりますが。
    8曲目の We got we は、メインのベースの急いだライン、その裏で鳴るクラビネットの音で構成されるリフレインが印象的な楽曲です。ドラムスもアイディアが多彩で、いろんなネタをちりばめています。ボーカルとコーラスもそのメインリフの上で印象的に響ます。この楽曲もメンバー全員で書いた曲ですね。
    最後の Dreams は、これまた不思議な作風で、6分とこのアルバムの中ではけっこう長い曲です。シャッフルでミディアムということで、Magician's birthday に中につなげたらマッチするかもしれません(笑) 最後の最後には、前作の Dreamer のボーカルの部分だけサンプリングしたものを用いています。タイトルつながりといったところでしょうか。残念ながら、かつてのプログレ風の大作には前々及んでいず、力不足の感は否めません。

    このころのヒープは、完全に大作主義から脱却していたとも感じられます。
    このアルバムもシングル向けの曲が多く、ポップなメロディも目立ちます。しかしバンドとして活動している以上、やはりヒープらしさは色濃く反映されています。

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    2009-10-28 Wed 20:57 kisatonomori
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