Melogress Official Website 魂のチョーキング!ほとばしる感情叩きつけのギタリスト by Ryu

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    魂のチョーキング!ほとばしる感情叩きつけのギタリスト by Ryu


    The band plays on / Back street crawler('75)

    久々の投稿です。
    久々のはずなんですが、他のメンバーが全然書いてくれないので、筆者の連投稿となっています・・


    さて、今回は取り上げるのは、ブルース・ロックバンドの先駆け Free、その発展系でもあり、アメリカンナイズされてそのマーケットで大成功を治めた Bad Company、といったバンドの脇に位置するバンドです。
    その2つのバンドは、ポール・ロジャース(とサイモン・カーク)が在籍したことで知られたバンドですが、この Back Street Crawler は同じく Free 出身でそのギタリストが後に結成したバンドです。
    夭逝のミュージシャンは多いですが、本稿の主人公のポール・コソフもその一人です(享年25歳)。


    ポール・コソフ(通称コス)は、実は筆者の最もお気に入りのギタリストでもあります。
    好きなギタリストって、他の楽器のプレイヤーと比べるとあまりいないのですが、コスは別格です。
    ヤバいくらいにほとばしる、魂のチョーキング!(注:ギターの弦を指板上で持ち上げて、音程を半音から2音ほど無段階で高めるエモーショナルなプレイ)
    いやー、感情表現の塊です。
    はっきり言って、エリック・クラプトンなんで目じゃないです。
    Cream もジョン・メイオールも Blind Faith も Derek & the Dominos も聞きましたが、やはりコスにはかなわないと、個人的は思います。
    彼のプレイの凄さは、言葉では描写できません(いや、全く)。
    何気なくいっぺん聞いただけでも、分からないでしょう。
    何回も聞いていると、その秘めたる感情が伝わってくるでしょう。
    それがとても良いんです!


    コスは Free で若くしてデビューし(当時20歳くらい)、成功を治めたミュージシャンですが、そんな若いメンバーで活動していたものだから、やはり長続きはしません。
    解散、ほどなく再結成をするのですが、コスはメインで関わることはなく、自身のソロ・アルバムを発表します。
    それが Back Street Crawler というアルバムで、いきなり完成度の高いインスト曲(展開もあり、ややプログレッシブとも言える)で始まる名盤で、Free 時代と変わらないビシバシの感情表現叩きつけのプレイを聞かせていました。
    そして4人のメンバーを新たに集め、そのアルバム名を冠したバンドを結成します。
    そして発表したアルバムが、本稿のアルバムです。


    このアルバムもかなりの完成度です。
    いや~、ヤバいくらい炸裂しています(笑)
    1曲目の Who do women の冒頭から聞かせてくれています。
    もちろんチョーキングをです(笑)
    ベース&ドラムスはわりとファンキーで、それにコスのソウルフルなギターが加わります。
    2曲目の New York, New York は、ポップソングとして極上の名曲だと断言できます(!)。
    これほど優れた楽曲は、そう簡単にないです。
    個人的には、シアトルの Nirvana の Lithium とか、Police のEvery breath you take、はたまた Cyndi Lauper の Time after time とか、そういう名曲に匹敵するくらいの楽曲だと感じています。
    この曲を初め、大半の楽曲を手がけるのはコスではなく、キーボードのマイク・モンゴメリです。
    このプレイヤー、他に主だった活動もなく、けっして有名な人ではないのですが、このアルバム1枚で曲を書いてプレイしたというだけでも、ロック史に大きな功績を残したと言えるでしょう。
    いやー、今日はベタボメです(笑)


    このメンツでは1枚だけで、そのマイク・モンゴメリが脱退してしまい、変わりに後期 Free でプレイしていた Rabbit ことジョン・バンドリックが加入して、もう1枚アルバム 2nd Street を発表します。
    このアルバム、例によってコレクター泣かせで、なかなかCDでは手に入りにくい時代が続いていました。
    そして数年越しの思いが叶い(筆者の場合は6年くらい)、ようやく聞くことができたのですが、1枚目の衝撃から、かなりの期待をしてしまったのですが、やはりそれは無理というものでした。
    コスのプレイはともかく、楽曲の良さが決定的です。
    やはりマイク・モンゴメリの功績は大きかったと、今更ですが悔やまれます。


    で、コスに話を戻すと、その2枚目のアルバムの後、飛行機に搭乗中にドラッグが原因で亡くなってしまいます。
    そして彼のプレイは永遠に封印されてしまうのですが、作品はこうして光り輝いて残りました(ブルースギターのため、その表現は適切ではないかもしれませんが)。


    言葉では何も伝えられません。
    ぜひとも彼のプレイを耳にしてください。
    そうすれば、筆者がここで大騒ぎしていることの理由を分かってもらえると思います。


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