Melogress Official Website 米国ビッグネームを演出した英国バンド by Ryu

    Melogress Official Website

    都内で活動中のギターレスプログレッシブロックバンド、Melogress (メログレス)公式サイト。

    English site


    Sitemap


    since Mar.2005.

    スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    スポンサー広告 |

    米国ビッグネームを演出した英国バンド by Ryu


    The babys / Union jacks ('80)



    今回は The babys です。

    このバンド、マイナーというにはかなりはばかりありますが、今となっては有名ではないので、ここで取り上げます。

    このバンドが知られているのは、看板シンガーのジョン・ウェイトが、後にソロで全米1位のヒットを飛ばしたことも去ることながら、ジョナサン・ケインという Journey の後期をそのまま演出したキーボードプレイヤーを輩出したことにもあるでしょう。



    70年代半ばより活動を始めたバンドです。

    もともとこのバンドは、キーボードレスのツインギターバンドで、ジョン・ウェイトがベーシストを兼任していました。

    ジョンを初め、メンバーみな甘いマスクのルックスで、名前も「The babys」と来たもんですから、世の女性ファンが黙っちゃいませんでした。

    日本の女性の音楽ファンも、当時の異様な洋楽熱の高まりの中、黄色い悲鳴を飛ばした始めました。

    ところがこのバンド、その名前やルックスとは裏腹に、サウンドは英国の正統派の割と地味なロックだったそうです(初期の作品は未聴です・・)。

    そのギャップに、飛びついた女性ファンは拍子抜けといったところだったようです。



    3枚目の Head first からはアメリカンマーケットを意識し、楽曲の路線やプロダクションが変わりました。

    それに嫌気が差したのか、ギタリストの一人、マイク・コービーが脱退してしまいます。

    ここでバンドに転機が訪れます。

    新たにメンバーとして、ベーシストのリッキー・フィリップとキーボディストのジョナサン・ケインを迎えるのです。

    ツインギターはやめて代わりにキーボードをフューチャし、ジョン・ウェイトはベースを置いてリードボーカルに専念と、準備は整いました。

    そこで制作されたのが、この4枚目の Union jack です。



    このアルバムはいいですよ。

    オープニングの「Back on my feet again」なんて、ピアノなどキーボードが前面に出たキャチーなロックで、最高にカッコイイ。

    新メンバーのジョナサンが、「Turn around in Tokyo」では、自身のボーカルも披露し、

    作曲にキーボードにボーカルと、さっそく重要な役割を果たしています。



    それにこのバンドは何といっても、ジョン・ウェイトの声がいい。

    女性ならずともほれぼれしてしまう歌声です。

    歌い方もロック的に表情豊かで、まさにバンドを牽引しているシンガーと言えます。



    この後バンドはもう1枚アルバムを発表しますが、脱退したグレッグ・ローリーの後任としてジョナサンが Journey に引き抜かれてしまい、そのまま解散してしまいます。

    これより前に The babys と Journey はツアーで一緒にまわったことがあり、そのときに Journey のメンバーがジョナサンに目をつけていたようです。

    その後、Journey は空前のヒットを記録する Escape、Frontiesなどのアルバムを発表するのですが、ジョナサンのライティングとキーボード、コーラスなど功績は非常に大きく、ある意味それも The babys なくしてはありえなかったといえます。



    しかも話はそこで終りではなく、90年代直前になり、この The babys が再編されます。

    メンバーはジョン・ウェイトを中心に、後期のメンバーのジョナサン・ケイン、リッキー・フィリップ。

    これにドラマーの ディーン・カストロノヴォ と、Journey のあのニール・ショーンをギタリストに迎え、

    Bad English という名前でバンドが編成されます。

    このバンド、Journey のニール・ショーンとジョナサン・ケインが結成したバンドとして紹介されることが多いのですが、

    実体は The babys のほうがメンバーも多く、音楽性的にも後期 The babys のほうがより近いと言え、やはり The babys の再編と捉えるのが自然なようです。

    HR/HM全盛期を経た時代の音ですから、やはりハードよりにはなっていますが、ジョン・ウェイトの声は健在ですし、楽曲のクオリティ、各プレイヤーの演奏力も札付きです。

    The babysの後期とともに、このバンドの2枚のアルバムもお勧めです。



    アメリカのビッグネームである Journey の歴史に隠れてしまいがちな The babys ですが、音楽性やルックスなど、どれをとっても一級のバンドです。

    Journey やジョナサン・ケインが好きな人はもちろん、聞きやすい良質のブリティッシュロックを求めるならお勧めのバンドです。
    スポンサーサイト

    [Column]British マイナーシリーズ | コメント:0 | トラックバック:0 |
    <<ライブドア事件に思う by Ryu | ホーム | ギターサウンド食いまくり!オルガニストの名前を冠したバンド by Ryu>>

    コメント

    コメントの投稿















    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    | ホーム |
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。