Melogress Official Website 2010年01月

    Melogress Official Website

    都内で活動中のギターレスプログレッシブロックバンド、Melogress (メログレス)公式サイト。

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    Uriah Heep 番外編5 Cressida 「Asylum」 by Ryu


    さて、本シリーズもだいぶ進んできました。
    二代目シンガーのジョン・ロートンも脱退してしまうということで、ここらで番外編の記事を打っておきます。
    本稿は、Cressida の2枚目、Asylumというアルバムです。

    そもそも Cressida って何者?というところからですが、70年に Vertigo レーベルからデビューし、2枚のアルバムのみを残したバンドです。
    Vertigo はみなさんご存知、Black sabbath を輩出したレーベルというよりは、当時のブリティッシュマイナーバンドを大量に輩出したレーベルとしての方が、認知度が高いかもしれませんね。
    この Cressida は、カテゴリとしてはプログレというよりは、ジャズロックと言われることの方が多いようです。オルガンやドラムのプレイが、ロックよりジャズに影響を受けている部分が多いからです。

    それと、彼らを(ある程度)有名にさせたのは、このアルバムのジャケかもしれません。
    当時の前衛芸術家(写真家?)のマーカス・キーフによる、生首人形が並ぶシュールなもので、このインパクトたるやすさまじいものがあるでしょう。一度見たら忘れられないというか。
    事実、今日までそのアートワークは、ロックファンを中心に語り継がれています。

    さて、なぜこのバンドが Uriah Heep シリーズの番外編なのかといいますと、Heep のもっとも有名なアルバムのひとつである「対自核」にてプレイしているドラマーのイアン・クラークが、この Cressida の出身なのです。しかも年代を確認したところ、この Asylum と「対自核」は、同じ71年に発売されているので、ほぼ同時期か、Asylum の直後にクラークは Cressida を脱退し、Uriah Heep に加入したようです。もっとも、Heep にもそのアルバム一枚にしか参加していませんが。

    オルガン中心のサウンドが、Uriah Heep らしさとの共通点なのかと期待しますが、おなじオルガンと言っても少し系統が異なります。Cressida のオルガニストのピーター・ジェニングスは、前述の通りジャズの影響が強いので、ケン・ヘンズレイと言うよりは、ブライアン・オーガーのようなテイストのプレイヤーです。また、マイナーなところでは同じ Vertigoレーベル、しかも同じくキーフがジャケを担当した Affinity のリントン・ネイフも、同じ系統のプレイヤーということができるでしょう。レーベル、時代、プレイのスタイルと、共通項が見つかります。

    アルバム全編を通じて、B級ブリティッシュロック感が満載ですので、その類が好きな人にはたまらない内容となっています。とは言え、プレイヤー一人一人は優れていて、ヘタなところは一切ありません。しかもこのバンドが優れているのは、ボーカルも聞かせられる点にあります。シンガーのアンガス・カレンは、綺麗なトーンの落ち着いたボーカルを聞かせてくれます。質の高さと、マイナー感と両方楽しめる、お得な一枚と言えるでしょう。

    ハイライトは2曲あり、2曲目の Munichと最後の Let them come when they will になります。
    両者とも大作指向で、前者はストリングスなどオーケストレーションアレンジになっています。静か目のアレンジではありますが、途中で変拍子やテンポチェンジ等の展開を見せつつの味のあるギターソロやアグレッシブなオルガンソロもフィーチャされ、プログレテイストを高めています。また、その後でちゃんとボーカルパートに戻ってくるあたりは、さすがに聞かせるバンドだなと、アレンジの良さに感心させられます。クライマックスはオケヒット的にホーンが入り、オーケストレーションを存分に活かした楽曲となっています。
    最後の曲はこれまた様々な展開を聞かせる楽曲です。フォーキーな静かな形から入りますが、いかにもジャズロック然としたクリーントーンのギターソロ、エイトビートのロック、ブレイクを挟んでのストリングスを用いたバラード、ツービートのベースライン + オルガンソロのジャジーなパートと、いろいろな展開を見せるのですが、それでいて1曲の楽曲を構成していることが自然が楽曲、これがすごいです。
    他の曲も良いですが、この2曲は Cressida をそのバンドたらしめている理由がいっぱい詰まっています。

    Amazon の本作のレビューにも、ブリティッシュロックの傑作との記述がありました。まさにその通りだと感じます。ブリティッシュロック、プログレ、ジャズロックのファンの方で本作を未聴であったら、聞いてみることを強くお勧めします。


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    [Column]Uriah Heep シリーズ | コメント:0 | トラックバック:1 |

    GENESISアルバムレヴューVOL.4 by Itaru

    月影の騎士

    GENESISレヴューです。
    今回は「FOXTROT」に続くオリジナルアルバム「Selling England by the Pound」関して
    レヴューしたいと思います。

    アルバム全体としては、過去の作品と比べてややキャッチーで
    明るい曲調の曲が多い気がします。
    この作品には、個人的ハイライトが3曲ほどあります。
    ですので、その3曲を中心にレヴューしたいと思います。

    1曲目「Dancing with the Moonlit Knight」
    ガブリエルの歌からスタートし、最初からジェネシスワールド全開。途中一気にスリリングなインストパートに突入します。
    出だしからつかみはOKと言った感じで、聞き手を英国プログレの世界へ誘います。

    7曲目「The Cinema Show」
    幻想的なイントロダクションからしっとりと、優雅に、もの悲しく。
    最後のインストパートは、必聴です。

    そしてそして、一番のハイライトは3曲目「Firth of Fifth」
    (順不同でお伝えしてます)

    「この曲をもう一度聴くためだけに、生きている価値がある」
    そんなことを思いながら過ごした日々もありました。
    クラシカルかつプログレッシブなピアノのイントロ(メインテーマ)から、
    オルガンが包み込むように、バンドアンサンブルが始まります。
    中間のフルートパートから一転、メインテーマが登場して
    ダイナミックかつ流れるようなインストパートが始まります。
    そこからまた一転、ベースラインが印象的なギターの名演が・・・

    構築美とでも言いましょうか。この曲は本当に素晴らしいです。
    (余談ですが、後にフォロワーがこの曲をまんまパクっていたりするそうです)

    と、3曲だけにスポットライトをあててみましたが、
    アルバム全体としても良くできていて、初めてジェネシスを聴く人にも
    お勧めできる1枚だと思っています。

    プログレ好きの人で、未聴の人は逆にあまりいないのでしょうが…
    もし未聴でしたら、是非買って聴いてみて下さい。

    英国プログレ・優雅にかつ繊細に、ここに極まれり…


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    謹賀新年2010 by Ryu

    新年あけましておめでとうございます。

    21世紀に入って早10年目、2010年になりました。
    70年代、80年代、90年代ときて、
    2000年以降のここ10年は「2000年代」と言われていました。
    最近ではこの後の2010年以降との区別をつけるため、「ゼロ年代」と呼び直されています。
    これからの10年は「10年代」といわれてゆくことでしょう。

    昨年、2009年の Melogress は、新たな転機を迎えました。
    サトミの後任として3代目のドラマーとして Goto が加入し、
    ラインナップとしては第4期に入りました。
    そのメンバーで、10月にはシルバーエレファントでのプログレッシブライブに出演しました。

    また、12月にはバンド結成5周年を迎えました。
    Itaru と私が知り合って Melogress が誕生し、ちょうど5年経ったことになります。
    5年というと、随分長い期間だったような気もしますが、
    振り返ると、あっと言う間の短い期間のような気もします。
    ひとつの区切りを迎えたということで、メモリアルの意味で、
    手元にあった今までのライブの動画をアップしました。
    お楽しみいただけたでしょうか。

    世間に目を向けると、ここ5年でかなりドラスティックな変化がありました。
    5年前の2004年と言えば、いつの間にやら景気が上向きだったころです。
    それに比べて今現在と言えば、100年に一度の不況と言われて久しくなってしまいました。
    音楽業界も大きく変化し、新たなミュージシャン達があまた登場して、
    トレンドが遷移してきたのは言うまでもないですが、楽曲の流通のさせ方、
    リスナーの音楽の聴き方といった、音楽業界のインフラが大きく変化を見せました。
    具体的には、音楽を聴くハードウェアは CD プレイヤーからメディアプレイヤーに代わり、
    ソフトウェアは CD から mp3 ファイルになりました。
    アナログ版→ CD への転換も大きなインパクトがありましたが、
    この CD → mp3 ファイルの転換も、後で振り返ると大きな変化であったと認識されることでしょう。

    さて、これまでの活動の棚卸はノスタルジーとともにしまって置いて、
    本年もよろしくお願いします!



     

    [Column]その他、日常的コラム | コメント:2 | トラックバック:0 |

    あけましておめでとうございます! by f-nakaji

    あけましておめでとうございます!

    今年もmelogressをよろしくお願いします!
    2010年はmelogressにとって飛躍の1年にしたいと思っております。
    変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。

    皆様にとっても、今年1年が良い年となりますように・・・

    [Column]F-nakajiのプログレよもやま話 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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