Melogress Official Website 2009年12月

    Melogress Official Website

    都内で活動中のギターレスプログレッシブロックバンド、Melogress (メログレス)公式サイト。

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    since Mar.2005.

    e-BayでTai phong!? by f-nakaji

    Tai phongのポストカード
    前回・前々回のコラムで書いたように、
    今フランスではプログレ・アイテムは店頭販売よりも
    ネット・オークションが中心になっています。
    遅まきながら私も最近になってe-Bay等で
    プログレ・アイテムのネットショッピングを始めました。

    先日e-Bay Franceを見ていたら、
    大好きなTai phongのポストカードとステッカーを売っていたので、
    早速購入しました。
    (売り手は同じものを複数持っているようで、今日現在も同じものが出品されています。
     ほかにもプログレ系等のバンドのステッカーが多数出品されているので、
    興味ある方はチェックして見てください!)
    上の写真はポストカードの裏面の初々しいメンバーのフォト、
    表面には1stアルバム&1stシングルの情報のみが書かれているので、
    ステッカー共々彼らのデビュー時の宣伝材料として作成されたもののようです。

    この後彼らは1stシングル“Sister jane”
    10万枚のセールスを記録する大ヒットとなって幸先の良いスタートを切ります
    (1stアルバムも5万枚売れたそうです)。
    “Sister jane” でVoをとったJ.J.Goldman(写真右から2人目)は、
    この頃にはまだフルタイム・ミュージシャンではなく、銀行員をしていたようで、
    “Sister jane”が大ヒットして、銀行の同僚から
    「この曲を歌っているのはお前じゃないのか?」と聞かれて、
    恥ずかしくて思わず「違う、オレじゃない」と答えてしまったと言う話を
    以前どこかの雑誌で読んだことがあります。

    ネット・ショッピングではTai phongの記事が掲載されている
    Platineと言う雑誌の91号も手に入れました(画像がなくてゴメン)。
    彼らが22年振りとなる4枚目のアルバム「Sun」をリリースした翌年
    (2002年)の発行で、
    表紙にはデカデカとJ.J.Goldmanの写真が載り、
    “Tai phong :Goldmanデビューの真実”と書かれています。
    ところが、内容はリーダーKhan Mai(ポストカードの写真の右端・“Sister jane”の作詞・作曲者)
    のインタビューが掲載されているだけ。
    J.J.Goldmanはインタビューに同席していませんし、
    再結成にも新作「Sun」にも参加していません。
    ではなぜ、このような表紙なのでしょうか?

    80年代~現時点では
    J.J.Goldmanはフランスでは誰もが知っている大スター
    (音楽性は全然違いますが、日本で例えればサザンの桑田さん位の知名度はあるでしょう。
    フランスの女性シンガーのアルバム・セールス記録を塗り替えたセリーヌ・ディオンの「フレンチ・アルバム」
    のプロデュースと大半の曲の作詞・作曲を手掛けたのも彼ですし・・・)
    それに引き換え
    Tai phongは“かつて”Sister jane”をヒットさせた過去のバンド“、
    あるいは“昔J.J.Goldmanがいたバンド” と言うすっかりマイナーな位置づけ。
    (この秋行ったパリのクリニャンクールのみの市のプログレの在庫が豊富なレコードショップでさえ、
    Tai phongのレコードはプログレのコーナーではなく、J.J.Goldmanのコーナーにありました
    ですから、
    J.J.Goldmanを表紙にして売り上げを伸ばそうとした(ほとんどサギですね)
    雑誌側の思惑と、今は在籍していない
    J.J.Goldomanの名前を使ってでも新作アルバム「Sun」のプロモーションとコンサートの告知をしたいバンド側の思惑が、お互いの力関係で一致した結果だったと思われます。
    (それにしても、よくgoldmanが写真の使用を許可したナァ。khanとは今も付き合いがあるからかな?)

    でインタビューの内容ですが、
    新作アルバム「Sun」の話が中心ではなく、
    (それはそれで興味深い内容でしたが)表紙のキャッチ・コピー通り
    J.J.Goldmanがいた頃の70年代の話が中心で、新作の話はほんのわずか・・・
    悲しいかなそうした扱いに甘んじなければ一般メディアに露出できない、
    と言うのが再結成後の彼らの現状のようです。
    大好きなTai phongの悲しい現状を改めて思い知らされた1冊でした。

    日本ではJ.J.Goldmanは無名で1枚だけ日本で発売されたCDアルバムもとっくに廃盤、
    それに対してTai phongの1st~3rdは廉価盤CDで再発売されていて
    4枚共すぐ手に入る。フランスとは全く逆ですね。)


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    [Column]F-nakajiのプログレよもやま話 | コメント:0 | トラックバック:0 |

    Uriah Heep Vol.12 「FALLEN ANGEL」 by Ryu



    本作はロートン加入後の3作目、通産12作目のアルバムになります。
    この作品への評価は、賛否両論あるようですが、筆者は肯定派です。

    否定派の意見としては、音がポップ、あるいはディスコティックで、時代に迎合したサウンドになっているというものが多いです。
    ジャケこそファンタジック路線に落とし込んでいますが、意味的にはポップな感じになっています。
    筆者はこの点は、むしろ彼らの多様性を垣間見られる良い面だと捉えています。
    確かに Uriah Heep がディスコサウンドをプレイする必要は全くないのですが、筆者は70年代当時に流行っていたディスコは嫌いではないので、普通に聞けます。

    何がディスコなのかと言うと、具体的には6曲目の Whad'ya Say にて顕著なのですが、シーケンサを使用してメカニカルなリズムのパターンを演出しています。
    いわゆる「打ち込み」の走りと言えるでしょう。
    全編通してフルプログラミングではないとは思うのですが、シーケンスのパターンが耳に残る楽曲です。
    マイナーキーでメロディアスなのは彼らのお得意の路線なのですが、いかんせんシンセの16分のリフレインと、硬めのベースの音(シンセベースか?)が今までにない作風にしています。
    個人的には、これはこれで彼らの中では特徴的な佳作だと感じるのですが少しでもこうした路線に足をつっこむと気に食わないリスナーというのは意外に多いようです。

    一方、彼ららしいオーソドックスなハードロックチューンも収録されています。
    冒頭の Woman of the night、これは疾走感のあるオープニングを飾るにふさわしい良い曲です。
    サビでの煽るような裏ビートでのオープンハイハットは、大いに曲を盛り立てます。
    キーボードもオルガン中心で、ハードロックらしい仕上がりになっています。
    そして何といってもロートンのボーカル、こうした楽曲こそ彼が歌うためにあると言っても過言ではないでしょう。

    9曲目の I'm alive、これもハードな路線です。
    この曲はイントロでのユニゾンチョーキングのギターフレーズが印象的です。
    そのバッキングでは、こちらもリー・カースレイク16分刻みのハイハットがハードなビートを刻んでいます。
    以前、5枚目のレビューでも書きましたが、リーのドラミングはやはりヒープには必要不可欠な要素となっています。

    そのリーが書いたバラード、Come back to me が5曲目に収録されています。
    これは名曲です。
    こうした路線の楽曲は、アルバムにつき1曲くらいは収録されているものですが、特に記憶に残らないものも多いものです。
    その点、この曲は必ずやリスナーの中に残ります。
    理由は、イントロのスライドギターのフレーズでしょうか。
    おそらく、シングルカットもされていることと思います。

    ほかにもトレバー・ボルダーが旧友と書いた Save it や、タイトルトラックの Fallen angel など、佳作が多いのですが、冒頭に書いたように万人に受け入れられいる形ではありません。
    本作を最後に、ジョン・ロートンは脱退してしまいます。
    今までここに書いていませんでしたが、筆者は Uriah Heep は、シンガーによって時代を区切ることができるバンドだと思っていて、その意味でロートンは2代目シンガーなので、2つ目の大きな区切りを迎えたことと思います。
    ジョン・ロートンは、初代のデヴィッド・バイロンについで、人気のあるシンガーではないでしょうか。
    少なくとも筆者はそう思っています。
    [Column]Uriah Heep シリーズ | コメント:0 | トラックバック:0 |

    イタリアのプログレ名盤「ロカンダ・デッレ・ファーテ:妖精」 by Itaru

    妖精

    シンフォニックロック・メロディアスなロックが好きな人は
    まず買って間違いない名盤です。


    ツインキーボード・ツインギターという7人編成に加え、
    フルートなども登場し、輝くような音世界を繰り広げます。
    それでいてロックのスリリングさも併せ持っているのもあるので、
    プログレ好きではない人にもアピールできるかな?とも思いますが、
    多分プログレ好きの人に直球勝負のアルバムでしょう。

    個人的には「流麗なサウンド」ではないかと思います。
    (特にピアノ)
    ヴォーカルだけが唯一、いかにもイタリアな野太いパワフルな声質ですので、
    好みがわかれるのかも知れませんが…

    美しさとスリルが同居する、感涙もののインスト1曲目から、
    壮大感のあるラストの曲まで、素晴らしいの一言です。
    きっと歴史に残る名盤として、今後も語り継がれていくでしょう。

    自分が紹介するアルバムですから、キーボードが好きって人にも勿論アピール度は高いですよ!
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    フランス・ベルギー廃盤ツアー!?(後編) by F-Nakaji

    パリで3泊した後は、特急タリスでベルギーの首都ブリュッセルへと向かいました。
    ブリュッセルに着いてまずは名物のチョコレートショップ巡り(ゴディバ、レオニーダ、チョコレート博物館etc、日本語の通じる店もあってビックリ!)をし、ガイドブックに載っていたベルギーワッフルのおいしい喫茶店に・・・。
    ところが店内は客の8割が日本人!確かにワッフルはおいしかったけれど、“恐るべしガイドブックの威力!”と妙な所で感心してしまいました(単に私がお上りさんだっただけ?・・・苦笑)。

    さて、いよいよレコード屋巡りをスタート。
    ホテルでコピーしてもらった電話帳のレコードショップのページ(ネットでも電話帳が検索できます)と地図を見てお店を探します(海外では「TOKYOレコード・マップ」の様なガイドブックは皆無なのでこの方法がお店を探す一番良い方法でしょう)。ブリュッセルの街は同じ業種の店が同じエリアに集中する傾向があるので(チョコレートショップも狭いエリアに十数軒が集中していました)、お店を探すのは比較的簡単でした。
    まずは電話帳に“売ります買います”(日本の様に電話帳で中古レコード店と新品のみのお店が分けて掲載されていないので、このキャッチフレーズが中古レコード店を見分ける簡単な方法です)と大きな広告が載っていた「ソリュージョン」と言うお店に行きました。店名がオランダの有名なプログレ・バンドと同じなので期待しましたが、プログレに関しては在庫が少なく値段も高く期待外れでガッカリ。でもマニアックな物が多く(他のジャンルもコレクターズアイテムが値段は高いが比較的揃っていた)、結果的にはこの日行った店の中では一番マニアックで豊富な在庫がある店でした。
    買いたい物がなかったので、早々に店を出ようとした時、入口脇の壁にあった一冊の本が目に入りました。手に取ってビックリ!何とフレンチ・ロックのシングルのディスコグラフィー本(改訂版)!!実はこの旅行中ずっと98年発行の(初版)を持ち歩いていて、未知のバンドのシングルがあった時に、それがプログレなのか他ジャンルのバンドなのか調べていました。このディスコグラフィー本は98年に発行された時にすぐに購入して、そのアイテム掲載数の多さ(詳細だと言われるフランシス・グロセのフレンチ・プログレのディスコグラフィー本なんかより遥かに多くのプログレのシングルが掲載されています!)に驚いて以来、ネット・ショッピングや前回のフランス旅行で大変重宝していました。ハッキリ初版と表紙に書かれているので、改訂版がいつ出るのかと期待していたのですが、それが目の前に古本であったのです。勿論速攻でレジへ。買ってから中身を良く見ると発行は2000年で9年も前。初版も改訂版も自費出版らしいので多分発行部数が少なかったのだろうけれど、今まで知らなかった事をチョット後悔しました。勿論内容はさらに充実していて、未知のプログレ・シングルも多数追加されていました。もしかしたら再改訂版も出ているのかも知れません。

    この後約10軒のレコード店を回りましたが、ヘビメタとクラブ系の専門店が各1軒あった以外は全て古本屋兼の普通の中古レコード店ばかり(1軒だけ大量に在庫のある店がありましたが、ポップスばかり)でめぼしい物はほとんどありませんでした。
    帰りには若いあんちゃんに絡まれて、あやうくサイフをすられそうになるなど、ロクでもない1日になってしまいました。

    翌日行ったブルージュは町並みが本当にきれいな街でしたが、レコードに関しては、新品のみのチェーン店があるだけで収穫なし。その次の日に行ったアントワープでも骨董品街で大量に在庫のある中古レコード店を見つけて小躍りしたものの、ポップスばかりでDan Ar Bras等安物を数枚見つけただけで終わってしまいました。
    最終日に最後の望みを掛けてブリュッセルの蚤の市に行きましたが、あいにくの雨模様もあってここでもロクな物を見つけられませんでした。蚤の市で驚いたのは、雨にもかかわらずテントも張らず商品を雨ざらしにしていたこと。よく海外のディーラーのレコードで”ウォーターダメージあり”と書かれているものがあり、なぜ水に濡れるのか?と不思議に思っていたのですが、こう言う事なのかと納得しました。他に売っているものがガラクタばかりので、レコードもガラクタ同様のヒドイ扱いをされていてガッカリでした。

    こうして6泊8日の旅行が終わりましたが、(それを目的に行ったのではありませんが)プログレのレコード探しに関しては完全に不発に終わってしまいました。正直ベルギーでは日本に買って帰れば高く売れそうなフレンチポップスのレア・レコードを結構安く見かけましたが(フランスでは日本人バイヤーが探すのでお店によっては高い値段が付いていますが、ベルギーには余り日本人バイヤーが行かないのか?穴場です)、好きでもないジャンルのレコードを商売っ気を出して買う気にはならず、全てパスしました。
    旅行を終わって、日本のプログレの中古レコード店が最近ほとんど海外買い付けに行かない理由が分かったような気がしました。ネットで十分と言う訳です。

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    What's new 2009/12/01

    Melogressは、今月で結成5周年を迎えました。
    応援してくださっている皆様に感謝を表し、かつてのライブ映像をアップしました。お楽しみください。
    今後とも
    Melogress をよろしくお願いします。
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    Melogress Live Movie

    Melogress Live 2011/7/23
    『自由の翼』(Wings of freedom) 
     




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