Melogress Official Website 2009年09月

    Melogress Official Website

    都内で活動中のギターレスプログレッシブロックバンド、Melogress (メログレス)公式サイト。

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    Uriah Heep Vol.10 「FIREFLY」 by Ryu



    番外編が続きましたが、本編に戻って10作目です。
    これは名盤ですよ~。
    何期かはよく分かりませんが、例によってメンバーチェンジが起こり、ジョン・ウェットンの代わりにトレバー・ボルダー、そしてオリジナルシンガーのデビッド・バイロンがついに脱退し、ジョン・ロートンが加入します。
    ボルダーは、Spiders from Mars にてデビッド・ボウイとプレイしていたベーシストで、ロートンはドイツのハードロックバンドの Lucifer's friend で歌っていた英国人シンガーです。
    二人ともかなり良い人材で、ヒープの歴史を語る上では欠かせない人たちです。

    ウェットンが脱退した理由は忘れましたが、バイロンが脱退したのはアル中(そしておそらくドラッグも)が原因とのことです。
    案の定、バイロンはこの後、Rough diamond やソロ活動を経たのち、オーバードーズで亡くなります。同じ黄金期のメンバーということもあり、ゲイリー・セインと同様、ヒープの歴史の悲しい部分です。
    ウェットンは脱退後、リック・ウェイクマンビル・ブラッフォードとのプロジェクトを進めますが、ウェイクマンとのメンバーシップは頓挫し、代りにエディ・ジョブソンアラン・ホールズワースを加えて UK の結成に至ったのはご承知の通り。

    新メンバーのジョン・ロートンに加入を薦めたのは、あのジョン・ロードという説もあります。しかももっと驚きなのが、正式にロートンに決定する前に、ディープパープルを解散させたばかりのデビッド・カヴァデールも候補としてスタジオに来て歌っていたことがあったとのことです(!)
    これが実現したら歴史が動き、かなりすごいことになっていたことでしょう。
    一方、ロートンロートンでまず一級のシンガーです。
    クラウス・マイネロニー・ジェイムス・ディオを足して2で割った様な声」と、誰ぞやが形容しているのを目にしたことがありましたが、まさにその通りで、ハードロック系の歌を歌わせたらピカ一です。前任のバイロンもすばらしいシンガーでしたが、それに負けず劣らない人材を見つけています。

    ミック・ボックス、ケン・ヘンズレイ、リー・カースレイク、そして新メンバーのジョン・ロートントレバー・ボルダーを加えて作成された10枚目のアルバムが、この Firefly です。時代は77年、すでにオールドウェーブは過ぎ去り、イギリスではロンドン・パンクが盛んなころでしょうか。
    全体的な印象としては、アメリカンマーケットを意識してか、長尺な曲は無くコンパクトにまとまった楽曲が並んでいます。どれも歌曲ぞろいです。
    1曲のみカースレイクが、いま1曲のみ外部のライターとヘンズレイの共作で、あとはすべてヘンズレイの楽曲となっています。相変わらず才能あふれる楽曲群です。

    全曲解説は避けますが、数曲ピックアップして、まずは1曲目の The hanging tree から。おごそかなシャッフルビートから始まりますが、サビではエイトビートにしてあり、聞かせどころを考えたアレンジとなっています。歌中心の楽曲で、ロートンのボーカルが映える良いオープニングです。
    2曲目の Been away too long も良い楽曲です。ロートンの声の張り・ハイトーンを活かした楽曲で、聞きほれてしまいます。2004年と最近の映像ですが、ロートンが飛び入り(?)したのか、現在のシンガーのバーニー・ショウとツインボーカルのバージョンの動画が見つかったのでお楽しみください。



    4曲目の Wise man、これぞ名曲中の名曲です!個人的には、ヒープ史上、5本指に入るほどの名作だと信じて疑いません。バラード調の楽曲で、ロートン力強いボーカルが美しいメロディを歌い上げ、何度聞いても染み入る名曲です。同じく新加入のトレバーのメロディアスなベースラインも聞き逃せません。こちらは当時の動画があったので、オリジナルメンバーの歌と演奏でお楽しみください。



    そして後半7曲目の Sympathy、これは有名な曲です。日本でシングルカットされた邦題は「哀れみの涙」で、今のところ最後のシングルとなっているようです。タイトルに恥じず、ギターが泣きまくっています。この曲は例によってヘンズレイがギターを取り、ツインギターのハモりで泣いています。ともかく、まずは楽曲を聴いてください。



    いかがですか、名曲 Sympathy。
    え?泣きが足りない?シェンカーの方が泣きのギターが上手だって?う~ん、確かにそうかもしれませんが、これはヒープファンの間では根強い人気のある楽曲なんですよ~。
    黄金期の「対自核」「七月の朝」は有名ですが、当時のロックファンの間では、その次くらいに知られている曲になります。

    というように、かなりキャッチーでクォリティの高い楽曲ぞろいの本作ですが、期待以上にセールス面では評価が得られなかったようです。もはや時代が求めていた音ではなかったと、後で振り返るとそういうことになるのかもしれません。
    個人的にはかなり好きなアルバムの1枚になりますし、このアルバムが一番好きという人もけっこういるようです。
    聞きやすい名曲が多いので、ハードロックファンを初め、ヒープ入門編としてもお奨めの一枚です!
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    [Column]Uriah Heep シリーズ | コメント:0 | トラックバック:0 |

    What's new2009/09/24

    2009年10月4日(日) 吉祥寺 シルバーエレファント でのPROGRESSIVE LIVE の出演順が決定しました。
    17:30 開場、18:00 開演で、Melogress の出演時間は1番目です。
    18:00からの出演になりますので、遅れないようにお気をつけください。チケットの予約は
    こちらから。

    [What's new]What's new | コメント:0 | トラックバック:0 |

    キーボードロックの可能性に賭けた難民たち(Refugee) by Itaru

    Refugee / Refugee ('74)

    久しぶりのアルバムレビューは、
    リック・ウェイクマンのような華麗さと、キース・エマーソンのような攻撃性を兼ね備え、
    なおかつクラシックとジャズのテクニックを持ったキーボード・プレイヤー
    パトリック・モラッツの才気が前面に溢れ出たロックアルバム
    「Refugee」を紹介したいと思います。
    (アルバムタイトル・バンド名ともに同じの模様)

    まず言いたいのは、キーボードロック(プログレ)が好きな人は、
    迷わず聞くべきアルバムだと言うことです。1曲1曲解説していきますと・・・

    1.PAPILLON
    流麗なピアノから始まる、メロディックなインスト曲です。
    展開も素晴らしく、キーボードの音色が輝いているかのような
    アルバムの幕開けの曲です。
    余談ですが、YESのリレイヤーのときのツアー(DVD)で、
    モラッツがキーボードソロ(ピアノソロ)を弾いていますが、
    この曲のフレーズが登場しています。

    2.SOMEDAY
    Voが入ってきます。正直声質は好みが分かれると思いますが、
    曲自体は華やかです。
    中間の固めローズソロ・シンセソロがメロウに曲を盛り上げます。

    3.GRAND CANYON
    ライナーノーツでは、このアルバムのハイライトと評されています。
    個人的にはちょっと冗長かなと思う部分はありますが、曲名には負けない壮大さは持っていると思います。

    4.RITT MICKLEY
    軽快で勢いのある曲調のインスト曲です。
    モラッツのキーボードが良く歌っていて、一番とっつきやすい曲かも知れません。

    5.CREDO
    出た!これぞシンフォニック・ロックの究極の姿!
    荘厳さを予感させるシンセ、モラッツのピアノが入ってきてじょじょに美しさと激しさを放ちます。
    このピアノに、クラシックとジャズに精通しているモラッツの凄さが現れています。
    バンドが曲に登場してからは、迫力のある演奏で盛り上がっていくのですが、
    その後に登場するのは鍵盤の王様パイプ・オルガン。
    この展開の荘厳さ壮大さが、世界中を包みそうです。
    そこからオルガンとバンドでドラマチックなサビが始まり・・・

    と、最後まで聞く者の心を離さないまま、18分の音世界は広がり続けます。

    このアルバム1枚で、モラッツはYESに加入するため脱退してしまいます。
    せめてもう1枚くらい出してほしかった・・・と思うのは当然と思える完成度です。

    若干Voの好みはあるかと思うのですが、
    未聴の人は是非聴いてみて下さい。
    内容は折り紙つきです。

    パトリック・モラッツは、ウェイクマンやエマーソンに全くひけをとらない
    キーボーディストだと確信しているのですが、
    両者ほど有名になれなかったのは、やはり生まれた時代や状況が悪かったのでしょうか・・・


    [Column]アルバムレビュー | コメント:1 | トラックバック:0 |

    LIVE にむけて・・・ by Goto

    こんにちは!
    新しく参加した Goto です。
    バンドサウンドは、順調に仕上がってきています。
    LIVE の日が待ち遠しい!!
    新しい"何か"を感じてもらえたら嬉しいな♪ うひひ♪
    [Column]その他、日常的コラム | コメント:0 | トラックバック:0 |

    EclatのLiveに行ってきました! by F-nakaji

    一昨日シルバー・エレファントで行われた
    TEE、BARAKA、EclatのLiveに行ってきました。

    トップバッターのTEEは、
    かつてP.R.Rの常連バンドであった
    Yesのコピー・バンドAslanのキ-ボーディストだった米倉さんが
    メイン・コンポーザーを務めるバンド。

    観るのも聴くのも初めてで、興味深々だったが、
    Fl、G、Key、B、Dsと言うフルートをメインに据えた
    オリジナリティ溢れるリリカルなプログレ・サウンドを聞かせてくれた。

    良く歌うフルートがとても魅力的で、
    終始リードを取っていたが一本調子にはならず、
    変化に富んだ曲想と相まって聴き手を飽きさせない
    とても良いLiveだった。

    各プレイヤーの個性がもう少し強く出るようになれば
    (特にギターが地味に感じられた)
    さらに良くなりそうで、今後がとても楽しみだ。
    (期待してますよ 米倉さん!)


    2番手のBARAKAはギター・トリオ。
    数年振りに観たが、サウンドが結構変化していて驚いた。

    以前は70年代を思わせる骨太のロック・サウンドで
    プログレ色は希薄だったが、
    今回のLiveではメランコリックだったり
    アヴァンギャルド?だったりと曲想が広がり、
    プログレ度もUPしていた。

    各プレイヤーの出音に存在感があり、
    流石プロだと改めて感じた。


    最後に登場したEclatはフランスのマルセイユで活動するバンドで、
    今回が4度目の来日となる。
    11年前の初来日をP.R.Rでオーガナイズさせてもらったこともあり
    (自宅にメンバーを泊めたり、Liveの司会をしたりetc
    ~LiveCDのラストに私のMCも入ってたりします~)、
    個人的には思い入れの深いバンドだが、
    オール・インストの現時点での最新スタジオ作が、
    個人的にはキーボードの音色が古臭く感じてピンと来なかったこともあり
    (Angeの系譜を引くモダンなロック・テアトル・サウンドだった1st、2ndや
    少しエスニック?なインスト作の3rdは大好きです)、
    正直の所、今回は期待よりも懐かしさからLiveに足を運んだ。

    出演前にリーダーのAlainに
    今日は歌うの?と尋ねた所、
    「ここ数年歌っていない。今日も歌わない」と言われて、
    (1st、2ndの曲が聴けないと分かり)少しガッカリ。

    セッティングが始まり、
    キーボードのTherryがステージにパソコンを持ち込むのを見て、
    多少期待したが、音色には大きな変化がなく、
    こちらもチョットがっかり。

    でも今回のLiveは、前回来日の時と比べて
    全体的にキーボードよりもギターが前に出る
    アグレッシヴで躍動感のあるサウンドに仕上がっていて、
    とても良かった。

    4度目の来日と言うこともあり、
    日本語でジョークを言ったり、ふざけたりと、
    Live自体はこれまでになく楽しい雰囲気のショウであった。

    また、演奏技量も前回来日時より確実にUPしていて、
    まだまだこのBandに未来が有る、と感じられたことも
    嬉しかった。

    出演前にAlainが
    「次回のLiveからまた歌うことに少しずつチャレンジしようと思っている」
    と言っていたので、
    次回来日する時には、是非Vo入りの新しいEclatサウンドを
    聴かせてくれることを期待したい。

    F-nakaji

    [Column]F-nakajiのプログレよもやま話 | コメント:0 | トラックバック:0 |

    はじめまして by F-nakaji

    はじめまして!

    昨年からmelogressにVoで加入したF-nakajiです。
    多分melogressのメンバーの中では一番プログレ・マニア度が高いと思うので、
    これから時折このコーナーで少し(かなり?)ディープなプログレ話を
    気の向くまま綴らせてもらいたいと思います。
    どうかよろしくお付き合いくださいませ。

    今回は初めてなので、自己紹介を兼ねて個人的なプログレ遍歴を少々・・・

    プログレ道に迷いこんだのは高2の時で、
    偶然Yesの「究極」を聴いて強く惹かれ
    (今でも「世紀の曲がり角」と「不思議なお話を」の2曲はフェイバリットです)、
    続いて聞いた“宮殿”でプログレの泥沼に完全にハマッてしまいました。

    その後大学に入る頃にはユーロ・プログレにも手を出し、
    当時人気のあったイタリアン・プログレではなく、
    透明感と独特な演劇性を持った
    Ange、Atoll、Mona Lisa、Tai phongなどのフレンチ・プログレに傾倒、
    マニアへの道をひた走ってしまいました。

    ある程度聞きかじった頃には、
    生意気にもディスクレビューなんぞを書いて見たくなり、
    ミニコミ誌に投稿し始め、
    やがてMarquee~Euro・Rock・Pressに
    時折フレンチ・プログレについて書かせていただいたり、
    フレンチ・プログレのCDのライナーノーツを
    幾つか担当させていただいたりするようになりました。

    そうすると益々マニア熱が高じて、
    遂にはフランスから直接レコード(Skryvania、Visitors etc)
    を買い漁るまでに病状が進行?してしまいました。

    また、雑誌等に原稿を書かせていただく以上は、
    ただ感想を書くのではなくバンド・ヒストリー等も押さえておかなくては、
    とロクに読めもしないフランスの70年代のロック雑誌(古本)も
    レコードと共に買い集めるようになりました。
    (プログレの記事は少ないですが、当時のシーンが判って興味深いです。)

    しかし聴いて、書いているだけでは飽き足らず、
    ミニコミ誌で知り合った(ほとんどバンド経験のない)マニア仲間と
    超マニアックなプログレ・バンドを結成。
    (フツーじゃ有り得ない話ですが)誰も演りたがらなかったVoを
    担当することになりました。
    (Wapassou、新月、Latte E Mieleなどをコピーしてました。)

    やがてLiveを始めると、演るだけではなく企画もして見たくなり、
    プログレ・イベント企画P.R.Rを立ち上げ、
    1996~2005年の10年間で約50回のLiveイベントを開催しました。
    イベントには10/4のシルバー・エレファントでのLive(ぜひ来てください!)
    で対バンさせていただくMarge Litchさんを始め、Gerard、Teru’s Symphonia、Ruins、KBB、
    Ars Nova、Nuovo Immigrato、Eclat、Starless、Pochakaite malko、安西史孝、Lars Hollmer、
    浪漫座別館、Bondage Fruit、Seilane、Outer Limits、水鏡etcと
    本当にたくさんのバンドの皆さんに出演していただき(心から感謝しています)、
    多くのファンの方が足を運んでくださいました。
    (この場を借りて改めてお礼申し上げます。どうもありがとうございました!)

    さらにそれが縁で、Gerard、Ars Novaのレコーディングにゲスト参加させていただいたり、
    高円寺百景のLiveに参加させていただいたり(LiveDVDも発売されています)、
    することが出来ました。

    そして昨年melogressに加入して現在に至っています。

    こんなプログレ遍歴を持つヴォーカリスト(&フレンチ・プログレ・マニア)ですが、
    今後も何卒よろしくお願いいたします。
    最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

    F-nakaji

    [Column]F-nakajiのプログレよもやま話 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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