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2009.10.4 吉祥寺シルバーエレファント (written by azk)2009-10-26 Mon 21:57
![]() レポータ:azk 週2-3夜のペースで開催される吉祥寺シルバーエレファントのライブシリーズPROGRESSIVE LIVE 2009。 10月4日は3バンドの出演が予定され、Melogressはそのトップを担った。 筆者は、ボーカルのF-NakajiとドラムのGotoが加わった新生Melogressのライブを体験するのは初めて。 前回は独自の世界観を打ち出すステージが強く印象に残った。 2009年秋のMelogressはどんな進化を見せてくれるのか、楽しみだ。 シルバーエレファントのある地下へと階段を下りていくと、ライティングは薄暗く、SEには重いギターフレーズが流れ続ける。 PROGRESSIVE LIVEならではの独特の空気感か。 週末が終わろうとする日曜の夜だが、40-50の席はほぼ埋まり、プログレファンや各バンドの熱心なリスナーたちがリラックスした表情で開演を待つ。 18時1分。 開演時間から少し間を空け、Melogressのメンバーがゆっくりと姿を現した。 ボーカルのF-Nakajiの姿は見えない。 どうやら1曲目にインストナンバーを持ってきたようだ。 ドラムのGoto、ベースのRyuによるリズムセクションがタイトなグルーブを刻みはじめ、観客を引き込んでいく。 力強く、ポジティブな精神を感じさせるインスト曲「In the air」。 キーボードのItaruが奏でるメロディーがさわやかに響き、店内の空気を一転させた。 続く「幻想のシンフォニー」でステージ袖からボーカルのF-Nakajiが登場。 伸びやかな高音が印象的な歌声で、ファンタジックなMelogressの世界観を増幅させる。 曲の中盤、高音を強調したItaruのソロが切り裂くように挑みかかる。 キーボードはこのバンドでの唯一のメロディー楽器だが、観客を飽きさせない多彩な音色の配置、叙情的なフレーズが輝きを放つ。 3曲目の「Touch me now」はサビが印象的な1曲。 アウトロではItaruが再び情熱的なソロを奏でる。 ここでMC。 F-Nakajiがシルバーエレファントに感謝を表す。 雰囲気を変えて新曲「旅路の果てに」を披露。 F-Nakajiがフルートを構える。曲後のMCで判明したが、ライブでは初めての試みだという。 最初、音が出ないアクシデントもあったが、切なげなメロディーにフルートの音色がマッチしていた。 5曲目は「闇夜の支配者」。 夕暮れを思わせるライティングに切り替わる。 Itaruがショルダーキーボードに持ち替え、スタンディングソロに突入。 ベースのRyuとの掛け合いで観客をあおる。 そしてインスト曲「Great challenger」。 3人編成でも物足りなさを感じさせない重厚なテクニック。 ベースソロでRyuが躍動する。 最終曲を前にF-Nakajiが呼びかける。 「Melogressの燃え上がりを体感してください」 未来への憧憬を描いた「自由の翼」はフィナーレにふさわしいスケール感を兼ね備えた楽曲。 サビでテンポアップし、高揚感を漂わせながらライブを締めくくった。 まだ結成4年目ながら円熟味を感じさせるステージ。 前回のライブから確かな技術に一段と磨きがかかり、熱さと冷静さがほどよくバランスした全員の佇まいが揺るぎない経験を感じさせた。 広がりのある世界観は健在。 次のステージではどのような表情を見せてくれるのか。 これから生まれるであろう新曲にも期待したい。 以上 スポンサーサイト
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