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    都内で活動中のギターレスプログレッシブロックバンド、Melogress (メログレス)公式サイト。

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    GENESISアルバムレヴューVOL.4 by Itaru

    月影の騎士

    GENESISレヴューです。
    今回は「FOXTROT」に続くオリジナルアルバム「Selling England by the Pound」関して
    レヴューしたいと思います。

    アルバム全体としては、過去の作品と比べてややキャッチーで
    明るい曲調の曲が多い気がします。
    この作品には、個人的ハイライトが3曲ほどあります。
    ですので、その3曲を中心にレヴューしたいと思います。

    1曲目「Dancing with the Moonlit Knight」
    ガブリエルの歌からスタートし、最初からジェネシスワールド全開。途中一気にスリリングなインストパートに突入します。
    出だしからつかみはOKと言った感じで、聞き手を英国プログレの世界へ誘います。

    7曲目「The Cinema Show」
    幻想的なイントロダクションからしっとりと、優雅に、もの悲しく。
    最後のインストパートは、必聴です。

    そしてそして、一番のハイライトは3曲目「Firth of Fifth」
    (順不同でお伝えしてます)

    「この曲をもう一度聴くためだけに、生きている価値がある」
    そんなことを思いながら過ごした日々もありました。
    クラシカルかつプログレッシブなピアノのイントロ(メインテーマ)から、
    オルガンが包み込むように、バンドアンサンブルが始まります。
    中間のフルートパートから一転、メインテーマが登場して
    ダイナミックかつ流れるようなインストパートが始まります。
    そこからまた一転、ベースラインが印象的なギターの名演が・・・

    構築美とでも言いましょうか。この曲は本当に素晴らしいです。
    (余談ですが、後にフォロワーがこの曲をまんまパクっていたりするそうです)

    と、3曲だけにスポットライトをあててみましたが、
    アルバム全体としても良くできていて、初めてジェネシスを聴く人にも
    お勧めできる1枚だと思っています。

    プログレ好きの人で、未聴の人は逆にあまりいないのでしょうが…
    もし未聴でしたら、是非買って聴いてみて下さい。

    英国プログレ・優雅にかつ繊細に、ここに極まれり…


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    GENESISアルバムレヴューVOL.3 by Itaru


    GENESISレヴューです。
    今回はいよいよ代表作でもあるサード「FOXTROT」に関して
    レヴューしたいと思います。
    まずは曲紹介から行きたいと思います。

    まず1曲目「WATCHER OF THE SKIES」
    荘厳なメロトロンのイントロで、アルバムは幕を開けます。
    曲自体は独特なリズムパターンで、古き良き時代を思わせる
    雰囲気のある曲です。エンディングもドラマティックでよいですね。
    2曲目「TIME TABLE」
    ピアノのイントロから始まる、メロウな佳曲です。
    3曲目は「GET’IN OUT BY FRIDAY」
    ドライブするリズム隊。中盤のパートが印象的な曲ですが
    イントロは変な演歌のような雰囲気も・・・・
    4曲目「CAN-UTILITY AND THE COASTLINERS」
    アコースティックに始まって、途中から一気にダークな曲調になります。
    好みは分かれるかも知れませんが、なかなか展開があって良い曲です。
    5曲目「HORIZON’S」
    スティーブ・ハケット(Gt)の、アコースティックギターのみの曲です。
    そして6曲目「SUPPER’S READY」
    GENESISで特別な位置づけがされている名曲です。
    この曲が収録されているので、このアルバムが代表作なのだと思います。

    幻想的な序盤のパートから、一転して華やかな展開に。
    中盤は演劇の1シーンのようです。
    そして終盤。あまりのドラマティックさに感動です。浸れます。
    オルガン好きな人ならなおのことノックアウトされるでしょう。
    最後に鳴り響く鐘の音とともに、メロディアスなヴォーカルが入って
    感動的なエンディングで幕を閉じます。

    とまあ、ざっくり曲を紹介するとこんな感じですが。
    世間一般の評価では
    「今までより音楽的に向上し、思想的にも深まった最高傑作」
    「今までのGENESISはまだ発展途上だった。このアルバムで完成した」
    「今までは商業的にもプレスでの評価もそれほどでもなかったが、この作品で評価を受けた」
    などなど、とにかく「このアルバムは素晴らしい!」というレヴューが多いものですから、私が最初に買ったGENESISのアルバムがこれでした。

    しかし、正直なところ、私個人の感想では
    「初期のGENESISのアルバムで、これを最初に聞くのは、やめた方が良い」
    と、主張したいです(例によって、希少意見)

    私としては、派手な分かりやすさを持った曲が少ないので
    他のアルバムに比べて、ファーストインパクトに欠ける、と思うのです。
    もちろん名作です。大曲「サパーズ・レディ」が収録されていますし
    最高傑作と呼ばれる理由もわかります。
    (この曲が1曲目だったら、印象も変わるのでしょうが・・・)
    アルバムオリエンテッドな作りになっていますので、トータルとしては
    とても良いアルバムだと思います。

    なので、GENESIS初心者の方は
    最初に聴くアルバムとしては2作目の「ナーサリー・クライム」か
    今後レヴュー予定の4作目「月影の騎士」をお勧めします。
    そして、何度かそのアルバムを聴きこみ、GENESISの良さをある程度
    理解したな、と感じたその時、このアルバムを聴いてみてください。

    最後の「サパーズ・レディ」を聴き終わった頃。
    GENESISの虜になっていることでしょう・・・
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    GENESISアルバムレビューVol.2 by Itaru


    GENESISレビューです。
    今回はセカンドアルバムの「ナーサリークライム」
    こちらのレビューをさせていただきたいと思います。

    邦題は「怪奇骨董音楽箱」
    「何じゃそりゃ」と言いたくなる邦題ですよね。
    インパクトはすごいですが・・・この邦題はどうかと思います。
    「ナーサリー・クライムってアルバム名盤だよ!と」人に勧めると
    「へぇ~かっこいいアルバム名だね」となると思いますが
    「怪奇骨董音楽箱ってアルバム名盤だよ!」と人に勧めると
    「・・・・・・」となってしまう気がします(考えすぎですかね?)

    さて、肝心の内容のほうですが。
    前作のキモを「叙情性」と評した私ですが
    本作は「クラシック」なアルバムだと私は思っています。

    何がクラシックかっていうとですね・・・
    「クレッシェンド」「デクレッシェンド」が効果的に入っている
    表題曲と、ラストの曲を指して、こう評したわけなんですね。
    幻想的なイントロから、あるときは激しく、あるときは切なく・・・
    1曲でありながら、多彩な場面を感じさせる曲展開の美しさ。
    それが表題曲の「THE MUSICAL BOX」
    神話をモチーフにした、これ以上はない神秘的な雰囲気を持ったラストの曲
    「THE FOUNTAIN OF SALMACIS」
    とにかく、この2曲は大プッシュです!
    曲の展開、押し引きが、通常のロックを超えた位置にあると思います。
    「クラシック的な・クラシックロックの名盤」
    それが本作なのです。

    また、ほかの曲は逆に聴きやすいものが多いので、プログレ初心者には
    かなり私がお勧めできます。
    まぁ、私は・・・ファイナルファンタジーをプレイしながら
    アルバムをリピードして聴いていたこともありましたが(爆)
    1と7だけ聴くことも多かったですね。
    とにかくこの2曲が群を抜いて名曲なので・・・

    さてさて、このレヴューを読んで
    興味が出たあなたは、ぜひこちらのアルバムを購入して、聴いてみてください。
    絶対に、後悔はしないはずです!
    私が、保証させていただきます!

    蛇足ながら、私の前のレヴューも合わせて読んで
    「この人聴き方偏ってるな」と思った方。
    私は「アルバムオリエンテッド」という言葉が大好きでして、
    普段はアルバムを通して聴く、ということを信条としていますので。
    どうか、誤解なさらぬよう・・・(笑)
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    GENESISアルバムレビュー「つれづれなるままに?vol.1」 by Itaru


    久々のコラム投稿です。

    今回のネタは「(初期の)GENESIS」
    プログレ好きな人にはお馴染みのバンドですね。
    彼らはプログレバンドとして出発しましたが、80年代にはフィル・コリンズを中心として
    ポップな楽曲をヒットチャートに送りこんでいました。

    私はポップになった時代に関しては何もコメントできませんが
    スティーブ・ハケットが抜けるまでのアルバムは全部好きです。
    なので、この場を借りて
    GENESISのアルバムを、ファーストから順番に紹介していこうかなぁ。と思い立ちました。
    (ただし、創世記はパスします。)
    ただレビューしても面白くないので、私の主観が思いきり入った
    レビューというより独り言に近い感想にしたいと思っています。
    日本でGENESISの唯一の観方、聴き方をしている男として
    ネット上に君臨したいと思います(謎)。
    では、早速・・・

    「トレスパス」
    侵入という邦題のついたこの作品は、GENESISの代表人物といっても過言ではない
    フィル・コリンズが在籍していないため、GENESISファン以外の認知度は
    極めて低いと思います。
    しかし、このアルバムにしかない良さもあり、私は一時期かなり愛聴していました。

    最後のハイライト曲とされる「THE KNIFE」
    ドラマチックな曲展開、印象的なフレーズが盛りだくさんで
    とかく話題になる楽曲です。
    確かに私も良い曲だと思いますし、それに対して異議はないのですが・・・

    私は、逆にこの曲だけがアルバムから浮いている気がします。
    (多分、こんなことを言うのは日本に私一人だけだと思います・・・(笑)

    私が思うこのアルバムの聴き所、およびテーマは
    「叙情性」だと思っています。
    ひっそりとピーターガブリエルのヴォーカルから始まり、
    内なる激しさと美しさを持った1曲目「LOOKING FOR SOMEONE」
    序章・幕開けにふさわしい素晴らしい曲です。
    私はKNIFEよりこちらのほうが名曲だと思っています。
    続く2曲目の「WHITE MOUNTAIN」
    アップテンポなのに冷たい、そんな不思議な印象の曲です。
    3曲目の「VISIONS OF ANGELS」
    こちらも素晴らしい。天使たちのいる天上にいるかのような
    異空間にさまよいこんだかのような、そんな感覚を味わせてくれる曲です。
    そして4曲目の「STAGNATION」5曲目の「DUSK」
    DUSKの最後の「ボーン」というピアノの和音が終わったとき、たいてい私は
    アルバムを止めます。
    6曲目(最後の曲)の「THE KNIFE」は聴きません。

    何故なら・・・
    私はこのアルバムに「叙情性」を求めています。
    はっきり言って「THE KNIFE」は「ダークで激しい曲」です。
    このアルバムで唯一、叙情性のない曲だと思うのです。

    なので「あー、ナイフ聴きたいなー」という時に6曲目だけポチッと聴く、もしくは
    1~5曲までを聴く、というのが私のトレスパスの楽しみ方なのでした。
    マニアックですね。偏ってますね。

    さて。
    このレビューを読まれて「叙情性」という言葉にピーンと来たあなた。
    是非、聴いてみてください。
    プログレ好きな方以外にもおすすめできる内容かとは思います・・・
    むしろ代表作とされる「フォックストロット」よりこちらのほうが
    聴きやすいのではないでしょうか。
    なお、この文章を読んで「THE KNIFE」に私が批判的にも見えたかも知れないですが
    ジェネシスの曲の中でもかなり、わかりやすい曲です。インパクトあっておすすめです(笑)

    とりとめのない文章で失礼。
    GENESISのレビューは全部こんな感じで行きたいと思います。
    では、また。
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